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SkyDrive、ジャムコから技術者受け入れへ

2022年6月7日 (火)

M&A「空飛ぶクルマ」の開発を目指すSkyDrive(スカイドライブ、愛知県豊田市)は7日、航空機内装品メーカーのジャムコとサポーター契約を結ぶことで合意したと発表した。航空機業界で実績のあるジャムコから技術者の出向を受け入れ、空飛ぶクルマ開発を加速する。

ジャムコは航空機業界での実績を足掛かりに、空飛ぶクルマの関連産業の創造や移動体進化の支援を行うことを決め、SkyDriveとサポーター契約を結ぶことにした。SkyDriveが開発中の「空飛ぶクルマ」の実用化に向けて、機体構造と内装の設計業務、航空機内装の設計開発技術、認証技術、航空機の運航・整備などの技術を提供する。

ジャムコは、旅客機の客室内装品(厨房設備、化粧室、座席など)の製造や、航空機用炭素繊維構造部材の製造、各種航空機の整備事業を行っている。グループ企業が、FAA(米国連邦航空局)から委任を受けて型式証明などの認証業務を代行しており、そのための米国拠点も保有している。機体改造設計などの業務に関する豊富な知識と経験を持つ。

SkyDriveの「空飛ぶクルマ」開発は、すでに有人飛行試験を行い、現在は2人乗りの機体を開発中。2025年に大阪ベイエリアでのサービス開始を目指している。