ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ロシア産業に資する貨物車など輸出禁止を閣議決定

2022年6月13日 (月)

(イメージ)

行政・団体経済産業省は10日、ウクライナ情勢にかかる輸出貿易管理令の一部を改正する政令が閣議決定されたと発表した。6月17日に施行され、関連する省令などを改正することにより、規制対象となる具体的な貨物などを定め運用面の整備を行う。

ウクライナ情勢にかかる諸問題の解決を目指す国際平和のための努力に寄与するため、ことし6月7日に外国為替及び外国貿易法(外為法)によるロシアの産業基盤強化に資する貨物自動車などの物品の輸出禁止措置を導入することが閣議了解された。今回の輸出貿易管理令(昭和24年政令第378号)の一部を改正する政令にかかる閣議決定は、この閣議了解を受けたものだ。

対象となる品目は木材とその製品の一部(ベニヤ板、木製の容器・部分品)▽鉄鋼製の貯蔵タンクなど▽手工具用または加工機械用の互換性工具、機械用または器具用のナイフ・刃▽機械類とこれらの部分品・付属品の一部(液体原動機、ブルドーザー、油圧伝動装置用などのバルブ、ほか)▽電気機器とその部分品の一部(交流発電機、トランスフォーマー、ほか)▽鉄道用機関車、鉄道の保守用の車両など▽輸送用の機械とその部分品の一部(車両総重量が5トンを超え20トン以下の貨物自動車、ダンプカーほか)▽測定機器・検査機器とこれらの部分品など(測量用の機器・部分品ほか)。