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CRE、不動産一括借り上げサービス紹介/関西物流展

2022年6月23日 (木)

イベントシーアールイー(CRE、東京都港区)は23日、「第3回関西物流展」のブースでマスターリースサービスを紹介。関西圏を中心とする西日本の来場者に訴求した。

空き倉庫や工場、有休地など、新たに倉庫として有効活用できる可能性もある不動産について、CREは一括で借り上げるサービスを展開している。オーナーと賃貸借契約を結んでCREが借り上げて仲介する形で転貸先を探す。こうしたマスターリースの取り組みにより、オーナーには安定した家賃収入やテナント募集の効率化、煩雑な契約業務の簡素化を図れるメリットがある。

EC(電子商取引)ビジネスの急速な普及に対応した動きとして、ラストワンマイル輸送の重要性が改めて認識されている。こうした輸送の拠点として求められているのが、100坪(330平方メートル)規模の小型倉庫だ。

CREはマスターリースのサービスを活用することにより、こうした小型倉庫のニーズにも対応できる可能性が広がると判断。関西物流展では積極的な訴求活動を展開している。

ブースでは、「物流インフラプラットフォーム」のサービスも紹介。物流ビジネスを展開する上で、より効率的で多様な輸送ニーズに対応したサービスを提供するための取り組みを支援するため、庫内オペレーションや配送管理、不動産関連、環境保全などについてCREやグループ会社、パートナー会社がそれぞれ強みを生かしたノウハウを提供。いわば「コンサルタント」の立ち位置で、物流サービスをグループで支援する取り組みだ。