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SBSフレック倉庫火災が鎮圧、発生から4日半

2022年7月5日 (火)

▲開設時の阿見第二物流センター(茨城県阿見町、5月30日撮影)

国内SBSフレック(東京都新宿区)の物流施設「阿見第二物流センター」(茨城県阿見町)で発生した倉庫火災で、稲敷広域消防本部は5日、火災が消火活動により鎮圧したと明らかにした。完全な消火である鎮火の一歩手前の段階だ。

同消防本部によると、鎮圧は5日7時。火災拡大の危険がなくなったと認定した。6月30日夜の発生から4日半の時点となった。火はほとんど消えているが、まだ白煙が少し出ており、建物内部にはまだ入ることができずにいる。

消火活動に伴う重機による建物一部取り壊しで、施設の壁と周辺が大きく壊され、かなりの部分で鉄骨が剥き出しになっている。壁の破壊の程度は、東側で約80%、南側で約40%、西側で約30%に及んだ。火災による直接被害と放水による水損に加えて、こうした建築上の損失が、施設復旧にどの程度の影響を及ぼすかが今後の一つの焦点となる。