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茨城・守谷の倉庫火災が鎮火、発生から8日余り

2022年8月22日 (月)

国内茨城県守谷市で今月14日に発生したアズマロジスティクス(千葉県柏市)の物流施設「守谷センター」の火災は、22日8時30分、鎮火した。発生から8日余りかかった。常総広域消防本部によると、人的被害は確認されていないが、隣接建物4棟に延焼していた。

この火事は14日2時25分ごろに発生、鉄骨造平屋4080平方メートルの同施設の2棟と、隣接の4棟を焼いた。消防が火の勢いを止め、延焼の恐れのない「鎮圧」にしてから完全消火まで6日弱を要した。くすぶり続ける大量の荷物などの消火が困難だった。同本部と取手署は鎮火を受け、原因調査を本格化する。なお、同社は自社施設について「全焼した」と発表している。

同署などによると、出火当時、施設内は無人だった。同社によると、業務終了から30時間が経過した休日の時間帯だった。同施設では普段から火は使わず、電気設備も少ない棟からの出火だったという。

施設内では食品工場で使う衛生消耗品を保管していた。ビニール手袋やマスク、白衣などが大量にあった。プラスチック製パレットも大量にあり、同社はそれらがほぼ焼失したと見ている。

同社はウェブサイト上で、関係者に多大な迷惑と心配をかけたことを陳謝し、「どのような原因であれ、二度とこのようなことのないよう、火元管理や体制強化を徹底し、再発防止に努める」と述べている。