「フォークリフト安全の日」集会開く、資料も公開

行政・団体日本産業車両協会（東京都港区）はこのほど、「フォークリフト安全の日」の記念集会を港区で開き、運送・倉庫業などから100人以上が参加した。集会の中の5つの講演について、内容を広めて安全向上に役立ててもらおうと、講演資料を協会のウェブサイト上に掲載した。

協会は2021年度から7月第1週を「フォークリフト安全週間」とし、事故防止や安全作業の徹底について情報発信している。メインイベントの「安全の日」の集会は今回が2回目で、7月4日に女性就業支援センターホールで開催した。フォークリフトのユーザーである物流事業者やメーカー、厚生労働省、業界団体などの関係者が参加した。前年度はできなかった、メーカーによる安全製品の説明や実演も行った。

▲「フォークリフト安全の日」記念集会の様子（出所：日本産業車両協会）

5講演のタイトルと講演者、公開資料のURLは次の通り（敬称略）。

■「フォークリフト労働災害統計の紹介」（日本産業車両協会業務部課長・堀内智氏）
http://www.jiva.or.jp/pdf/22_SafetyDay_1-1.pdf

■「令和元年〜令和3年フォークリフトによる災害発生の特徴と問題点について」（陸上貨物運送事業労働災害防止協会安全管理士・堀野弘志氏）
http://www.jiva.or.jp/pdf/22_SafetyDay_1-2.pdf

■「フォークリフトの安全技術の取組みについて 」（日本産業車両協会フォークリフト技術委員会委員長・山田忠氏＝豊田自動織機トヨタL&Fカンパニー製品企画部長）
http://www.jiva.or.jp/pdf/22_SafetyDay_2.pdf

■「フォークリフト作業における安全確保について」（日本通運安全-品質-業務推進部（安全）専任部長・逢坂高志氏）
http://www.jiva.or.jp/pdf/22_SafetyDay_3.pdf

■フォークリフトの安全のための厚生労働省、協賛団体の取組み紹介（日本産業車両協会専務理事・高瀬健一郎氏）
http://www.jiva.or.jp/pdf/22_SafetyDay_4.pdf