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軽油価格は5週ぶり下落も153.5円と高値続く

2022年7月6日 (水)

(イメージ)

調査・データ資源エネルギー庁が6日発表した石油製品の店頭現金小売価格調査によると、7月4日時点の軽油価格は1リットルあたり153.5円で前週から1.2円下がった。依然として高値水準が続くものの、5週ぶりの値下がりとなった。

都道府県別では39都道府県で値下がり、7府県で値上がりした。山形県で4.7円、島根県では4.5円と大幅な値下がりを示した。

ロシアによるウクライナ侵攻は収束のタイミングを見通せないことから、米ニューヨーク原油市場で世界価格の指標となるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエイト)の原油先物価格は依然として高い水準にある。価格の下落圧力につながる要素は見当たらない。

政府はことし3月17日、軽油やガソリンの高騰抑制策として支給する補助金の上限を1リットルあたり5円から25円に増額。幹線道路沿いの給油所では、やや安値の看板を掲げるところがあるものの、今後も高値水準は続くとの見方が消えず、物流業界においてはさらなるコスト削減を模索する動きが続きそうだ。

■都道府県別の軽油価格(単位:円)
地域6月27日7月4日増減
北海道156.6155.2-1.4
青森153.3152.0-1.3
岩手150.6147.0-3.6
宮城149.5148.0-1.5
秋田154.9152.4-2.5
山形164.4159.7-4.7
福島154.4154.1-0.3
茨城149.6149.2-0.4
栃木151.1150.5-0.6
群馬157.7154.5-3.2
埼玉148.7146.7-2.0
千葉150.5149.2-1.3
東京157.3154.5-2.8
神奈川151.7149.9-1.8
新潟156.5154.4-2.1
長野164.6160.2-4.4
山梨155.0153.6-1.4
静岡153.5151.1-2.4
愛知151.7150.1-1.6
岐阜155.0153.6-1.4
三重154.5153.4-1.1
富山158.6155.8-2.8
石川152.3150.5-1.8
福井154.7151.6-3.1
滋賀151.1151.30.2
京都153.2153.60.4
奈良150.5150.4-0.1
大阪151.9151.7-0.2
兵庫151.5149.3-2.2
和歌山150.3150.2-0.1
鳥取162.7160.2-2.5
島根158.0153.5-4.5
岡山149.4149.1-0.3
広島155.9156.00.1
山口154.9154.7-0.2
徳島150.4150.40.0
香川153.6152.6-1.0
愛媛154.7155.20.5
高知156.9156.8-0.1
福岡152.0152.10.1
佐賀157.2154.8-2.4
長崎164.6164.2-0.4
熊本149.3149.1-0.2
大分158.9159.40.5
宮崎157.2156.0-1.2
鹿児島164.7164.0-0.7
沖縄162.8163.91.1
全国154.7153.5-1.2