段紙製函から送り状貼付まで全自動、4社製品で

▲薄型段ボールのランダム封函+送り状貼付ソリューション「PaLS」（出所：タクテック）

サービス・商品タクテック（東京都文京区）は9日、日本トーカンパッケージ（品川区）など3社と協業し、薄型段ボールの製函・搬送・商品投入・封函・送り状の貼り付けといった幅広い作業を全自動で行うソリューションサービスが完成したと発表した。国際物流総合展2022に出展する。

完成したサービスは、タクテックなど4社がそれぞれ強みとしている製函機や封函機、ピッキングロボットなどを組み合わることで実現した。

これまで不可能だった厚さ2センチの薄型段ボールを接着剤なしで自動製函（組み立て）、自動封函（箱を閉じてテープ貼り付け）することが可能で、段ボール製函・搬送・商品投入・封函・送り状貼り付けまでの出荷工程も全て自動化。省人化によるコスト削減のほか、配送コストの抑制も見込めるという。