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製品の真贋判定・不正流通監視、ベアブリックに採用

2022年9月12日 (月)

サービス・商品凸版印刷は12日、製品に貼り付けられたNFCタグなどのIDデバイスを消費者のスマートフォンで読み取ることで、真贋判定や不正流通の監視などサプライチェーンが管理できるようになる「クラウド型ID認証プラットフォーム」の提供を日本市場向けに開始したと発表した。

先行して5月から中国市場向けに提供しているが、国内ではメディコム・トイ(東京都渋谷区)、博報堂プロダクツ(江東区)が7月20日に発表した模倣品対策ソリューション「du-al.io」(デュアルドットアイオー)に真贋判定機能として初採用された。

デュアルドットアイオーが実装される最初の製品は、メディコム・トイが製造・販売するクマ型ブロックタイプフィギュア「BE@RBRICK」(ベアブリック)のうち、7月23日に発売された3品目。右脚部分に凸版印刷のNFCタグが内蔵され、スマートフォンをかざすことで、正規品であることをその場で判定できる。


▲(左から)「ベアブリック」が正規品であることを確認する様子、真贋判定画面例(出所:凸版印刷)