ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

山梨最大の物流施設が中央市に完成、富岳通運

2022年10月3日 (月)

▲山梨中央ロジパークの完成イメージ(出所:富岳通運)

拠点・施設山梨県の地場物流企業、富岳通運(甲府市)はこのほど、同県中央市で建設を進めている同県最大級の物流施設「山梨中央ロジパーク」の2棟のうち、物流ターミナル棟が完成したと発表した。県内や首都圏への配送拠点とするほか、災害時の避難施設としての機能も併せ持つ。

発表によると、物流ターミナル棟は4階建て、延べ床面積7万5500平方メートル。トラック102台分のバースを備え、屋外にもトラック18台、乗用車12台の駐車スペースがある。1階には低温倉庫があり、医療物資や食品、生活必需品の保管・配送施設として利用される。また、内陸通関業務も行うことができ、輸出入品を取り扱える。

建設地は中央自動車道や新山梨環状道路に近く、県内のほか首都圏などへの配送拠点として活用される。2023年には隣に物流倉庫棟(延床面積10万平方メートル)も完成する予定だ。

災害時は物資輸送拠点となる。2棟はそれぞれヘリポートを備える。また、避難施設として近隣都県から2000人程度の受け入れも可能という。

■施設概要
所在地:山梨県中央市成島570-7
構造:鉄骨造、4階建て
敷地面積:3万8700平方メートル
延床面積:7万5500平方メートル