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オーブコムのシャシー管理機能採用、アイカイ物流

2022年10月4日 (火)

サービス・商品IoT(モノのインターネット)技術によるソリューションを提供する、米ORBCOMM(オーブコム)は3日、アイカイ物流(愛知県飛島村)が、ソーラー発電によるコンテナシャシー管理ソリューションを採用したと発表した。フリート(車両管理)の運用効率化とサービス水準を向上させるとともに、仕事全体の生産性を高める。

▲ソーラー発電するコンテナシャシー追跡ソリューション(出所:ORBCOMM)

オーブコムのソリューションは、高感度なソーラーパネルと長寿命バッテリー、充電機能を搭載。トラクターから切り離された後もシャシーを継続的に追跡、管理できる点が特徴。輸送中や配送センター、コンテナターミナルなど場所を問わず、リアルタイムでシャシーの位置や状態について状況把握が可能になる。オーブコムのプラットフォームを通じて、走行の履歴や距離、点検スケジュールといった稼働情報に関する詳細をはじめ、組織内の複数のユーザーと情報を共有できるため、稼働率やコスト削減、安全確保に役立てることができる。

設置時間は10分程度で、業務の中断を最小限に抑えて効率的で迅速に導入できるのもメリット。オーブコムジャパンのシャルマ・スニール社長は「コンテナシャシーオペレーションの標準を確立し、サプライチェーン全体を最大限に可視化するため、今後何年にもわたりアイカイ物流と協力していくことを期待する」とコメントしている。