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プロロジス、岡山でマルチ・BTS対応拠点を開発

2022年10月6日 (木)

▲「プロロジスパーク岡山」の完成イメージ(出所:プロロジス)

拠点・施設プロロジスは6日、岡山市に新たな賃貸用物流施設「プロロジスパーク岡山」の開発を決定したと発表した。

中四国エリア全域から関西、山陰地方への配送に対応できる立地の優位性を生かし、入居企業の業態やニーズに応じて特定企業専用のBTS型やマルチテナント型のいずれにも柔軟に対応できる物流拠点とする方針。着工は2024年、完成は25年を予定する。

同社にとって中四国地方での物流施設開発は2棟目。施設は地上4階建てで、延床面積は3万3000平方メートルを想定する。冷凍・冷蔵倉庫や重量物に耐えられる床の仕様、庫内空調設置にも対応できるのが特徴。入居企業の物流作業や搬出入の効率向上にも配慮し、1階に両面バースを採用したほか、庫内中央部には将来的に拡張可能な複数台の垂直搬送機の設置を検討している。

マルチテナント型物流施設にする場合、スロープを設けて3・4階は保管効率の高いメゾネット仕様とする計画で、最大4社程度の利用を想定。さらに、入居企業の事業継続性や地域の防災性向上も重視した施設とする。緊急地震速報システムや衛星電話、非常用発電機、給水設備など、防災設備を設置して入居企業のBCP(事業継続計画)を支援する。物流施設内の労働者が便利で快適に就業できる環境も整える計画で、ESG推進のため、自家消費の太陽光発電やEV(電気自動車)充電設備の設置やLED照明の導入なども検討する。

開発地は山陽自動車道と瀬戸中央道が結節する早島インターチェンジなど3.5キロ。広島や岡山など中四国エリアの主要都市をカバーでき、岡山市中心部までも30分で到着できる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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