ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

川越自動車学校を買収、アサヒロジスティクス

2022年10月14日 (金)

▲川越自動車学校(出所:アサヒロジスティクス)

M&Aアサヒロジスティクスは13日、川越自動車学校(埼玉県川越市)の全株式を同日付で取得したと発表した。ドライバー不足に対応するため、グループ内での人材育成と採用力を強化するのが狙い。免許取得から運転技術の指導まで一気通貫でドライバーを育てる仕組みを整え、迫る「物流の2024年問題」を乗り切る考え。

女性や未経験者といった「従来ドライバー職とのつながりのイメージが薄かった層」にも通いやすい環境づくりを進め、性別や経験に関わらず幅広く物流業界への人材流入を図る。グループで17年3月から導入している、独自の免許取得支援制度との相乗効果を高めていく。

自動車学校について、将来的には免許取得と同時にトラックドライバーとして必要なスキルを身に付けられる「短期集中でドライバー育成を行うための専門学校のような位置付けで活用」(同社)するほか、AI(人工知能)を活用した教習プログラムなどを通じて、新たな教習所ビジネスの展開を見据える。

自動車学校の社長は、アサヒロジスティクス社長の横塚元樹氏が兼任する。普通車、バイクなどの自動車教習は継続して運営する。

発表によると、4トン車の運転に必要な中型免許の保有者率は、17年の75.9%から21年には71.5%にまで低下している。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com