初の夜間ドローン配送実証、ANAHDとセブン

荷主ANAホールディングス（HD）とセブン-イレブン・ジャパンは17日、離島の顧客に商品を直接配送するサービスとして、日没後の夜間にも対応したドローン配送サービスの実証を福岡市内で始めると発表した。2025年度をめどに、本格運用を目指す。日没後の夜間配送は国内のドローン物流で初めての試み。

同島は福岡市中心街から北部に位置する離島。実証はドローン配送サービスの本格運用に向け、セブン-イレブンのインターネットコンビニでスマートフォンから注文された商品について、同市内のセブン-イレブン店舗から能古島（同市西区）内に設置した配送先5か所に、日没後も含めてドローンで即時配送する。

食料品や日用品などの夜間の配送需要などを把握し、今後のサービス設計につなげるとともに、実店舗から離島への直接配送サービス展開を目指すとしている。

夜間配送が実現すれば、日中に島外に働きに出ている人の夕方以降の買い物や、夜間帯の購買ニーズに対応できるなど利便性向上が期待できる。さらに、配送先を住宅地近くにも設定することで受け取りやすさも重視する。

ANAとセブン-イレブン、ドローン物流で連携

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