財務・人事桜島埠頭は24日、2023年3月期第2四半期の連結業績予想を上方修正すると発表した。売上高は前回公表比3.4%増の18億6200万円、経常利益は2.06倍の9200万円、当期純利益は4.0倍の1億円とした。
発表によると、ばら貨物で付加価値の高い貨物の取り扱いに努めたほか、液体貨物でタンクの稼働率が堅調に推移。売上高が期初予想を上回ったことで営業利益を押し上げた。当期純利益は保有株式の売却による特別利益などを計上したため。
第2四半期の連結業績予想の上方修正を踏まえ、通期業績予想も売上高を除いて修正する。利益面で引き続き付加価値の高い貨物の取り扱いや業務効率化を通じて収益性の向上が見込めることから、営業利益が10.0%増の1億1000万円、経常利益が30.0%増の1億8000万円、当期純利益は20.0%増の1億2000万円といずれも上方修正する。