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ニートSAFで国内初の航空機給油を実証、国交省

2022年11月2日 (水)

行政・団体国土交通省は1日、CO2排出量削減効果の高いSAFの原料(ニートSAF)を輸入し、国内でジェット燃料と混合して航空機に給油するサプライチェーン構築に向けた実証事業を行う、と発表した。

ニートSAFは、混合SAFに比べて少量の輸送で済む。同省は「エコな燃料を、よりエコな方法で輸送する」ことにもつながるとしている。今回の実証事業は日本で初めての取り組み。

発表によると、ニートSAFは混合前の状態のため、SAFと比べて輸送時の物量が少ないことからコストや輸送に伴うCO2排出の低減が期待できるという。輸入ニートSAFを国内で使用した実績はない。

実証事業では、フィンランドの工場で生産されたネステ社(フィンランド)製ニートSAF を輸入し、国内の製油所でジェット燃料と混合。中部国際空港に輸送し、航空機に使用することで SAFのサプライチェーンの実証を実施する。

日本の各航空会社は 2030 年に燃料使用量の10%をSAFに置き換えることを目標としている。中部国際空港を拠点としている飛行検査機もSAF を使用することで、航空局での脱炭素化を進めていくとしている。

(出所:国土交通省)

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LOGISTICS TODAY編集部
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