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マースク、EV用バッテリー専用倉庫をチェコに開設

2022年11月16日 (水)

▲EV用バッテリーの専用倉庫(出所:A.P.Moller-Maersk)

国際欧州海運大手のA.P.Moller-Maersk(A.P.モラー・マースク、デンマーク)は15日、チェコ北部のテプリツェに、電気自動車(EV)用バッテリーの専用倉庫を開設したと発表した。

それによると、専用倉庫は中欧地域の各自動車工場への供給拠点となる。チェコとドイツの完成車メーカーや部品メーカーの製造拠点から近く、高速道路網へのアクセスも良いため、多くの工場には数時間で届けられるという。

広さは1万4000平方メートル。保管のほか、バッテリーの品質管理や梱包、充電なども行える。また、熱線監視カメラやスプリンクラーなど、いくつもの安全機能を備えている。庫内は独立した4つの耐火区画に分かれ、万が一の出火の際も火の広がりを抑えられる。

マースクは、欧州自動車業界で高まるEV関連需要に、高度な物流サービスで応じる戦略だ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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