ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

マースク、ドイツにEVバッテリーの倉庫を開設へ

2023年5月10日 (水)

ロジスティクス大手海運A.P.モラー・マースク(デンマーク)は8日、ドイツの不動産関連プロジェクト開発会社bauwoと共同で行う、電気自動車(EV)バッテリー用の物流倉庫の建設計画を発表した。敷地面積5万平方メートル、延床面積2万平方メートル、天井高12メールの2つのホールで3万4000枚のパレット収納が可能な同倉庫は、ドイツのハノーファー近郊に建設され、2024年5月に完成する。

▲完成イメージ(出所:マースク)

同倉庫では、綿密なバッテリーの品質管理や充電などのサービスを提供するだけでなく、高度な安全システムによって監視されている。例えば倉庫内の温度上昇によって、製品に悪影響が及ぶと判断した場合、パレットは自動で特別なコンテナに移送され、製品に異常がないか検査が行われる。

欧州ではEV市場の成長が続いており、EVバッテリーに特化した物流倉庫の需要も増加している。同倉庫の建設地近郊には、複数の自動車メーカーが生産拠点を置いており、ドイツや欧州全域の自動車業界の需要に応える狙いがある。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com