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物流は「働きがい」あり、若手社員の意識調査で

2022年11月24日 (木)

調査・データ「物流は働きがいがあり、社会貢献性、将来性が高い」と多くの若手物流マンは考えている――!?システム開発やコンサルティングを手掛けるダイアログ(東京都品川区)が行った意識調査でこんな結果が出た。

この調査はことし11月8日から11日まで、インターネットを通じて物流業界入社3年目までの会社員に行い、113人から有効回答があった。

(イメージ)

それによると、まず、物流業界での仕事の充実度については、54.9%が「良い」と回答した。「非常に良い」が16.8%、「やや良い」が38.1%だった。「あまり良くない」は17.7%、「全く良くない」は8.8%だった。充実している理由としては、「働きがいがあるから」が51.6%で最多。「社会貢献性が高いから」が37.1%、「将来に期待できるから」が19.4%だった。

次に「周りの若手社員は優秀だと感じることは多いか」との質問に対し、「非常に多い」が10.7%、「やや多い」が28.3%の回答があった。「あまり多くない」は23.0%、「優秀だと感じない」は16.8%だった。これは評価が二つに割れた。

このうち「非常に多い」「やや多い」と回答した人に、理由を聞いたところ、「比較的ポストが空いており、挑戦が刺激されるため成長意欲が高いから」が31.8%、「時代を先読みしたサービスの提供をしているから」が29.5%、「適切なタスクマネジメントが求められているから」が27.3%という回答となった。

さらに、「物流業界が今後、就活生に人気になっていくと思うか」と質問したところ、「非常にそう思う」が15.9%、「ややそう思う」が40.9%だった。合わせて過半数の56.8%が肯定的な回答だった。「あまりそう思わない」は27.3%、「全くそう思わない」は9.1%だった。

同社はこの調査結果を踏まえ、「近年、物流業界の人材不足が叫ばれているが、若手社員は業務への評価が高く、ポストが空いているため意欲的に働けるという向上心も高い。若手の柔軟な発想力を生かす環境を用意することが重要で、それが若手社員をさらに獲得するカギとなる」と提言している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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