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製造・物流現場会社員の76%が「忙しい」、意識調査

2024年6月19日 (水)

調査・データ岩谷マテリアルは18日、製造工場や物流倉庫で働く社員の過半数が仕事上の悩みを抱え、76%が仕事に「大変さや忙しさ」を感じているとする調査結果を公表した。大変さや忙しさを感じる要因は「作業量の多さ」が一番多く、現場の社員の多くが「人員補強」や「生産性を高める道具・ツールの導入」を求めているとしている。

調査は製造工場や物流倉庫で働く20代から50代の社員を対象にインターネットを通じて実施。「仕事の悩み」について尋ねたところ、男女333人から回答があった。

調査結果によると、「現在の仕事を続ける上で何か悩みはあるか」との問いに対し、「はい」が57.1%と半数を超えた。具体的な悩みを複数回答で尋ねると、「賃金」が63.6%と最も多く、「労働環境」が53.6%、「人間関係」が48.9%と続いた。

クリックで拡大、出所:岩谷マテリアル

「現在の仕事で大変さや忙しさを感じるか」との問いには「はい」が76%で4分の3を占めた。理由(複数回答)は、「作業量が多いこと」が60.4%で最も多く、「決められた時間内に作業をしなければいけない」が44.2%、「作業の種類が多いこと」が38.3%だった。

また、「大変さや忙しさを解消するためのどのような施策が最も効果的か」と尋ねたところ、「人的リソースの増加」と「生産性を高める作業用道具やツールの導入」がともに26%で最も多く、「作業環境の改善(スぺ―ス・温度など)」が25.3%だった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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