国内国土交通省が青森県で整備を進めてきた自動車専用道路の「国道45号線・上北自動車道」(六戸町-七戸町、24キロ)が27日、全線開通した。工事の最終区間「天間林(てんまばやし)道路」の七戸インターチェンジ(IC)・七戸北IC間(8.3キロ)が開通したためで、これにより既開通の「上北道路」「上北天間林道路」と合わせた全線が通行可能になった。
上北自動車道の全線開通により、青森市と八戸市の間の所要時間がこれまでの2時間から1時間30分へと短縮され、県内主要都市間の連携も強化される。県産品の青森空港を経由した全国出荷や、八戸市立市民病院への患者の搬送などに効果がある。
上北自動車道の周辺には国内最大規模の木材加工工場も新設されており、県産スギなどを使った木材製品の全国出荷にも弾みがつくとして、青森経済界の期待も高まっている。
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