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復興・復興支援道路、20年度に全線開通へ

2019年8月9日 (金)

行政・団体国土交通省は8日、東日本大震災からの復興に向け、同省が中心となって整備を進めている復興道路・復興支援道路が2020年度までに全線開通の見込みであることを発表した。

復興道路・復興支援道路の全長は550キロで、現在は約7割に当たる397キロが開通済み。残りの153キロについて早期開通を目指していたが、このたび具体的な開通時期が発表された。19年度末までに宮古盛岡横断道路の田の沢IC~手代森IC、宮古市下川井、相馬福島道路の相馬IC~相馬山上IC、三陸沿岸道路の久慈北IC~侍浜IC(仮称)、気仙沼中央IC~気仙沼港IC(仮称)の5区間、21キロの開通を予定。

20年度末までには三陸沿岸道路の普代~久慈、田野畑南~尾肝要、気仙沼~唐桑南。宮古盛岡横断道路の平津戸・岩井~松草、相馬福島道路の霊山~福島などの残り16区間、132キロが完成し、全線開通となる予定。両道路の全線開通によって観光振興、物流の効率化、地域産業の振興支援などの効果が期待されている。

▲復興道路・復興支援道路の開通計画図