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京都縦貫道が全線開通、京丹波わち-丹波間供用開始

2015年7月21日 (火)

拠点・施設京都縦貫自動車道の京丹波わちIC-丹波IC間(29.2キロ)が18日14時に開通した。これにより、京都縦貫道は100キロの全線が開通した。

台風11号の影響で一時は延期の可能性も懸念されたが、福知山河川国道事務所が大雨による被災がなく、安全性にも問題がないことを確認したとして、予定通り供用を開始した。

また、台風11号による大雨の影響で通行止めとなっていた名神高速道路京都南IC-豊中IC間と、京都縦貫道篠IC-久御山JCT間は、通行止めが解除された。

京都縦貫道は、南北に長い京都府の北部地域と南部地域を結ぶ、全長100キロの高規格幹線道路で、府南北地域の連携強化による観光・物流・企業立地の進展が期待されている。

これまでの段階的な開通によって沿線の企業立地が進展しており、地域の製造品出荷額や京都舞鶴港の取扱貨物量が増加し、有効求人倍率も2倍になるなど、地域が活性化。

府北中部の工場用地取得件数(累積)は、京都縦貫道の段階的な開通がはじまって10年経った1998年の60件から2013年には157件へと飛躍的に増加しており、これに伴って舞鶴港の取扱貨物量も556万8000トンから1108万1000トンへと倍増。今回の全線開通でさらなる企業立地の進展、民間需要の拡大、地域経済の活性化が見込まれる。

(出所:京都府道路公社)

(出所:京都府道路公社)