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大雪時の広域通行止め試行へ、滋賀県内で初

2022年11月28日 (月)

国内国土交通省近畿地方整備局滋賀国道事務所などでつくる滋賀県冬期情報連絡本部は28日、大雪発生時に降雪地域外を含む広域的な通行止めを同県内で初めて試みる、と発表した。

11月下旬に日本列島に寒波が襲来するとの天気予報も出ており、ドライバーや運行管理者は通行止め区間の変更点や迂回ルートを事前に確認するなど準備が必要だ。

(イメージ)

今回の対応は、2021年12月末に同県彦根市で発生した雪害を踏まえたもので、車両流入による滞留を抑制し、緊急車両の通行を確保するのが目的。昨年末と同程度の大雪が降った場合、広域での迂回ルートへと車両を誘導することで円滑な除雪作業を行う。

昨年末は、同市の国道8号で大雪(日降雪量62センチ)により大型トラックがスタックした影響で、後続の複数の車両が最大2キロにわたって立往生した。名神高速道の一宮インターチェンジ(IC)・八日市IC間を通行止めにした。

広域的な通行止めでは、名神高速道の京阪神側の端末のICについて、八日市ICから栗東湖南ICへと変更する。同時に、国道8号も集中除雪のために部分的に通行止めにする。このため、福井方面は国道161号、名古屋方面は新名神高速道、国道1号を使う広域迂回を案内する、としている。

ウェザーニューズが公表している天気予報(28日16時30分現在)によると、月末から月初にかけて、今季最も強い寒気が南下するため、北日本日本海側での降雪、内陸部を中心に大雪のおそれがある。

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LOGISTICS TODAY編集部
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