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アスコットが九州進出、小郡に大型物流施設を建設

2022年11月29日 (火)

▲小郡ロジスティクスセンター(仮称)の完成イメージ(出所:アスコット)

拠点・施設アスコット(東京都渋谷区)は29日、福岡県小郡市に大規模物流施設「小郡ロジスティクスセンター」(仮称)を開設する計画を発表した。2024年春の完成を予定している。

発表によると、21年に物流施設開発事業に参入した同社にとって、第3号案件となる。そのための用地をこのほど、SPC(特定目的会社)を通じて取得した。同社では初の九州地方での物流施設開発となる。23年春に着工する。

小郡市は福岡市の30キロ南に位置し、九州各県のインターチェンジ(IC)まで車で3時間という交通の要衝に位置する。建設予定地は九州北部を横断する大分自動車道筑後小郡ICまで0.5キロ、大分道と九州道、長崎道が交わる鳥栖ジャンクション(JCT)まで5.7キロと好立地にあり、九州全域への配送を担う物流拠点となり得る。福岡空港まで31.1キロ、博多港にも36.5キロと、陸・海・空のいずれにおいても利便性が高い。人口30万人都市の久留米市からも通勤圏内で、甘木鉄道甘木線の今隈駅から徒歩5分に位置するため、雇用の確保にも有利という。

物件のアセットマネジメント業務はCBRE(東京都千代田区)などが担当する。優先出資者はボルテックス(同)、日本国土開発(同港区)とアスコットとなる。

小郡ロジスティクスセンター(仮称)概要

▲周辺地図(クリックで拡大)

所在地:福岡県⼩郡市山隈、向浦、上岩田
構造:鉄骨造、3階建て
敷地面積:1万2167平方メートル
延床面積:1万9814平方メートル
アクセス:甘木鉄道甘木線今隈駅5分、筑後小郡IC500メートル、鳥栖JCT5.7キロ、鳥栖IC6.9キロ、福岡空港31.1キロ、博多港36.5キロ