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フォーク技能講習を日本で初開講、プロロジス

2022年11月29日 (火)

産業・一般プロロジス(東京都千代田区)は29日、グループのプロロジス財団が物流施設内業務の技能教育訓練プログラム「コミュニティ・ワークフェース・イニシアティブ」(CWI)を日本で開講した、と発表した。2018年に米国本社で始まった物流人材を育成する取り組みで、日本で導入するのは初めて。将来的に外部の企業や団体との協業も視野に、CWIを通じて庫内業務従事者のスキル習得を支援していく。

(出所:プロロジス)

CWIの国内第1弾として、人材派遣業でフォークリフト教習事業に豊富な経験を持つジャパンクリエイト(大阪市淀川区)と提携。関東と関西のプロロジスの物流拠点の就労者を対象に、フォークリフト運転技能に関する講習を無償提供しスキル向上を図る。

発表によると、物流施設内の入出庫作業のうち、フォークリフトの運転資格を取得することで活躍の場が広がる。有資格者も熟成度を高めることができ、現場運営の効率化が進むメリットがある。

物流人材の育成支援の取り組みを巡っては、物流関連企業の間で広がりを見せている。自律型協働ロボットを手掛けるGROUND(グラウンド、東京都江東区)は10月に製造派遣・製造請負サービス企業と提携し、自社サービスに詳しい専門人材の育成を開始。Hacobu(ハコブ、同港区)は23年1月から、物流DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する人材研修プログラムをスタートさせることを発表している。

GROUND、ウイルテックと提携で専門人財育成

Hacobu、物流DX人材育成へ研修プラグラム

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LOGISTICS TODAY編集部
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