ライオン、小田原にバファリン新工場｜短報

▲新工場の完成イメージ（出所：ライオン）

メディカルライオンは11月30日、神奈川県小田原市の小田原工場敷地内に、一般薬品用の新工場を建設することを決めた。健康意識への高まりを背景に、一般用医薬品市場の堅調な推移が見込まれるなか、解熱鎮痛薬「バファリン」シリーズの需要拡大に対応する。着工は2023年3月で、稼働は25年中を見込む。

発表によると、敷地面積は4800平方メートルで、投資規模は180億円を計画する。既存の工場が稼働から一定年数が経過しており、将来的に安定供給を確立するために新工場を建設し、生産を移管する。新工場は生産工程を省力化するとともに、CO2排出量を低減するなど環境面にも配慮した設計とする。

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