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フードデリに3PL活用の動き、価格と距離で勝負

2022年12月9日 (金)

(イメージ)

フードSENTOEN(セントエン、東京都千代田区)は9日、同社が運営する国内最大級のクラウドキッチン「KitchenBASE」(キッチンベース)が、フードデリバリーに関わるコスト削減と売上増を両立させる新配達サービス「Hubsride」の導入を始めたと発表した。導入した店舗の売上が2週間で50%増えており、今後も導入店を拡大するとしている。

同サービスは、Hubster社が提供する3PLマッチングサービス。フードデリバリー経由の場合、注文を受けると3PLパートナーから配車を検索。3PL業者が配達員を確保すると配達員に通知され、注文者まで商品を届ける仕組み。

発表によると、通常のデリバリーサービスでは、Uber Eats(ウーバーイーツ)や出前館のプラットフォーム利用手数料は35%とされ、客単価アップに比例して手数料も膨らむ。新配達サービスを利用することで手数料を業界最安値に抑えられるという。

配達距離に関しても他社と差別化するため、最大距離を3キロではなく5キロに設定。広域のユーザーを取り込むことが可能になる。

また、従来の配送では悪天候時にドライバーが見つからず売上減少につながる問題があったが、新配達サービスではドライバーの安定供給が期待できる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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