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日本アクセスと横浜冷凍、冷凍物流課題解決で表彰

2022年12月16日 (金)

▲フローズンマザー物流センター(出所:日本アクセス)

フード日本アクセスは16日、フローズン業界の課題解決に向けて、横浜冷凍(横浜市西区)とともに取り組む「フローズンマザー物流センター」に関する取り組みが、経済産業省と国土交通省の「物流パートナーシップ優良事業者表彰」で物流構造改革表彰を受賞した、と発表した。

同表彰は、物流分野での環境負荷の低減や物流の生産性向上により、持続可能な物流網の構築に顕著な功績があった事業者を評価するもの。

発表によると、フローズン業界では手荷役による長時間作業の一般化により、納品車両の長時間待機が課題となっている。同社は課題解決として一貫パレチゼーションを推進するため、ことし1月に関東圏でフローズンマザー物流センターを新設。エリア内の仕入れ機能を集約するとともに、生産販売計画を共有して車両・パレットの各単位での発注を行っている。

マザーセンターを経由して、メーカーから卸センターまで一度もパレットを積み替えることのない流通が可能になり、メーカー納品便の待機時間を年間9184時間削減するなど業務効率化を実現。CO2を年間35.7トン削減する効果も確認した。

同社はフローズン業界全体での一貫パレチゼーションを推進し、今後は全国6エリアへの展開を予定する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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