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ニトリが仙台と福岡にDC新設、ホームロジが主導

2022年12月19日 (月)

拠点・施設ニトリホールディングスと子会社の物流企業、ホームロジスティクス(札幌市北区)は19日、仙台市宮城野区と福岡市東区に新たな物流センターを開設すると発表した。ホームロジスティクスが主導して推進する。

それによると、これらは総額3500億円を投じて物流センターを8か所新設するという、同社の国内物流拠点再構築計画の一環をなすもの。再構築計画は物流拠点の最適配置と機能集約を柱とする。出店を加速し、EC(電子商取引)需要拡大などによる物量増加に対応する機能を拡充し、CO2排出抑制や効率の向上、コストの大幅な削減を目指す改革だ。すでに4拠点(石狩、神戸、名古屋、幸手)の各ディストリビューションセンター(DC)については発表している。

新たな仙台DCは、現在の仙台DC(仙台市宮城野区)を移設新築する。仙台港や仙台東部道路の仙台港インターチェンジ(IC)から5キロ圏内に立地し、アクセス性に優れる。移設と機能集約で東北エリア全体をカバーする物流拠点とする。2023年4月1日に着工、24年8月1日の完成を予定している。現在の仙台DCは有効活用の方法を検討する。

福岡DCは博多港コンテナターミナルより700メートルほどの距離に立地しており、海外コンテナのドレージ輸送に適した立地だ。現在の九州DC(福岡県篠栗町)からは16キロほどの距離に立地する。新旧の両DCで中国・九州・沖縄エリアを広くカバーする。23年10月1日に着工し、25年1月1日に完成する予定だ。


▲(左から)仙台DC、福岡DCの完成イメージ(出所:ホームロジスティクス)

■施設概要

【仙台DC】
住所:仙台市宮城野区蒲生3-9-1
構造:RCS造一部S造、耐震構造、4階建て
敷地面積:4万663平方メートル
延床面積:8万4029平方メートル

【福岡DC】
住所:福岡市東区みなと香椎3-29-10
構造:S構造、耐震構造、4階建て
敷地面積:4万982平方メートル
延床面積:10万9939平方メートル

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LOGISTICS TODAY編集部
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