ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

マースク、ノルウェーに環境負荷低減の冷蔵倉庫

2022年12月20日 (火)

(出所:A.P.Moller-Maersk)

国際欧州海運大手のA.P.Moller-Maersk(A.P.モラー・マースク、デンマーク)は19日、ノルウェーのオーレスンに温室効果ガス(GHG)の排出量の少ない「グリーンな」冷蔵施設を建設すると発表した。サプライチェーン全体の環境負荷軽減につなげる期待がある。

オーレスンはノルウェー水産業の拠点で、最大の水揚げ港。新施設は、温度調節が可能な1万2000平方メートルのスペースを持ち、合計3万3000パレット以上の低温貯蔵製品を保管できる。2024年第1四半期までに本格的な稼働を予定している。同国最大の冷蔵倉庫の一つとなるという。

マースクは顧客企業に対し、冷凍・冷蔵製品の保管のほか配送、内陸輸送サービスも含む総合的なコールドチェーンロジスティクスを提供する予定としている。新施設は国道へのアクセスも良く、港を経由してヨーロッパの主要なコンテナハブにも比較的容易に輸送できる。

マースクは、40年までに事業全体の脱炭素化を目指すという目標を掲げており、この施設もその一環だ。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com