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マースクとレノボが連携、海上輸送の環境負荷低減

2022年7月14日 (木)

(出所:A.P.モラー・マースク)

国際A.P.モラー・マースク(デンマーク)は13日、パソコンメーカーのレノボ(香港)と連携し、製品輸送における温室効果ガスの排出削減を進めると発表した。

レノボは海上での貨物輸送における環境負荷低減策として、マースクの海運サービスを活用。製品の供給プロセスにおける温室効果ガスの排出削減を図りたいレノボと、環境負荷低減を意識した海運サービスの訴求力を強化したいマースクの思惑が一致した形だ。

レノボは、サプライチェーンにおける温室効果ガスの排出削減を経営課題と位置付け、輸送時だけでなく製造過程でも環境負荷の低減に向けた取り組みに注力する姿勢を鮮明にしている。マースクは、こうした荷主企業との連携を深めることにより、世界的なカーボンニュートラル社会の実現に貢献するとともに、ステークホルダーに対する企業価値の向上を図る好機とも位置付ける。