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マースク、ロッテルダムに冷蔵倉庫新設

2025年2月5日 (水)

(出所:APモラー・マースク)

拠点・施設大手海運のAPモラー・マースク(デンマーク)は4日、オランダ・ロッテルダムに新設した冷蔵倉庫が完成し、南アフリカの果物輸出業者、グレープ・アライアンスから初の貨物としてブドウを受け入れたと発表した。同施設は、生鮮食品や医薬品など温度管理が必要な貨物の物流を強化する重要な拠点となる。

3万5000平方メートルの冷蔵倉庫は、同社の子会社APMターミナルズが運営するヨーロッパの近代的なターミナル「Maasvlakte II」の隣に位置しており、リーファーコンテナの円滑な処理を実現する。これにより、港湾での作業効率が向上し、顧客により統合された強固なサプライチェーンソリューションを提供する。

また、冷蔵倉庫には3万4000パレット以上の収容能力があり、果物、肉、魚、医薬品といった温度管理が必要な商品に対応する。さらに、空リーファーコンテナは冷蔵倉庫隣接の自社拡張施設「Star Depot」で返却可能であり、追加的な保管費用の削減が期待される。

マースクは、この新施設による物流効率の向上を2月5日から7日にベルリンで開催される見本市「Fruit Logistica」にて紹介する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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