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サトーがワイヤレス給電の米エナジスと協業

2023年1月11日 (水)

▲エナジスのトランスミッター(出所:サトーHD)

サービス・商品バーコードやRFIDなどの自動認識技術を手がけるサトーホールディングス(HD)は10日、米ワイヤレス給電技術大手のエナジス・コーポレーションと、次世代スマートストア・アプリケーションの共同開発に向けて協業すると発表した。

サトーグループは、バーコードやRFIDなどの技術であらゆるものを自動で情報化し、課題解決の仕組みを提供している。一方、米エナジスは、マイクロ波を使用したワイヤレス充電の技術を持つ。

発表によると、サトーのIoT(モノのインターネット)ソリューションに、エナジスのトランスミッター(送受信機)を組み合わる。倉庫や店舗内の商品や商品棚に付けたタグに対し、5~10メートルの距離からワイヤレスで電力を供給する技術の実現を目指す。このタグは「Wiliotタグ」(ウィロットタグ)と言い、小型のBluetooth(ブルートゥース)タグで、湿度や温度などの検知センサーを備え、人手をかけることなく商品の数量や状態をリアルタイムに把握する。トランスミッターと複数のウィロットタグが遠隔で、電力やデータを送受信する仕組みを目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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