ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

茨城の吉田運送、中国系海運とデポ契約締結

2023年1月11日 (水)

ロジスティクス内陸のコンテナヤード「インランドポート」を運営する吉田運送(茨城県坂東市)は11日、中国の海運会社、上海錦江航運の日本総代理店、錦江シッピングジャパン(東京都中央区)とデポ契約を締結したと発表した。錦江ジャパンは吉田運送が運営する佐野インランドポート(栃木県佐野市)で、空コンテナの引き取りや返却ができる。

(イメージ)

発表によると、錦江ジャパンは吉田運送とのデポ契約により、ラウンドユース拠点として佐野インランドポートを活用できる。コンテナ輸送の効率性が高まり、空走行を行うトラックの走行距離の短縮でCO2排出も削減され、京浜港の混雑解消などにも貢献するという。

ドライバーの時間外労働の上限規制が強化されることによる「物流の2024年問題」を控え、長距離の輸送が主となる東北方面や北関東の運送に際して、佐野インランドポートでのコンテナ返却・引き取りが可能となることで、労働時間の短縮効果も期待できる。

今回の契約締結を機に、吉田運送は錦江ジャパンに対し、坂東市のインランドコンテナヤードでも同じサービスの実施について協議を進める考えだ。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com