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建材サンプルの物流倉庫に米ローカスのAMR導入

2023年1月12日 (木)

▲LocusBots(出所:DesignFuture Japan)

荷主世界最大の建材サンプルマーケットプレースである米国「Material Bank」(マテリアル・バンク)の日本での事業展開を行うDesignFuture Japan(デザインフューチャー・ジャパン、東京都渋谷区)は11日、物流倉庫向け自律走行搬送ロボット(AMR)メーカーの米Locus Robotics(ローカス・ロボティクス)と協力し、千葉県市川市で「Material Bank Japan」の運用実証事業を行うと発表した。ローカスのAMR「LocusBots」(ローカスボッツ)25台を導入する。ローカスにとってはこれが日本初上陸になるという。

マテリアル・バンク・ジャパンは、デザイナーと建材メーカーのための建材サンプルマーケットプレースだ。建材の複数ブランド横断検索・一括請求システムと物流設備により、デザイナーは無料かつ短時間でサンプルを取り寄せられ、業務を効率化できる。運用実証事業は、1月11日から4か月間行う。市川市の6000平方メートルの物流拠点に、60社程度のメーカーの建材サンプルを集め、3000人程度のデザイナーに送る。

ローカスボッツによりピッキング作業の自動化や効率化ができ、ピッキングスタッフの無駄な歩行時間をなくし、庫内作業の生産性を2倍以上向上させるという。複数メーカーのサンプルの一括発送により、物流での環境負荷も7割削減する。サンプルの埋め立てや廃棄処分も削減できる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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