国内国土交通省などは20日、24日から大雪による交通障害の発生見込みがあるとして、ドライバーに警戒・注意を呼び掛けた。特に大型車は、事故や立ち往生による影響が大きいため、十分な装備の確認など安全確保を図るよう求めている。
発表によると、24日から今季で一番強い寒気が流れ込む影響で、26日ごろにかけて日本付近は強い冬型の気圧配置となる見込み。このため、太平洋側でも山間地を中心に大雪となるおそれがあり、平地でも積雪になる地域があると予測。ノーマルタイヤによるスタック現象は、積雪地域外でも発生しているとして、突然の降雪や路面凍結への警戒が必要としている。
直轄国道では、降雪状況によって通行止めを実施して除雪作業を行う可能性もあり、ドライバーらに最新の交通状況を確認してほしいと注意喚起している。
同省は大雪時に、冬用タイヤの未装着など事業用自動車が立ち往生した場合、悪質な事例に対して監査を実施した上で、輸送の安全確保の措置が不十分と判断されれば、行政処分の対象となるとしている。
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