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滋賀4拠点目が湖南に、大和物流が23年末稼働

2023年1月25日 (水)

▲滋賀物流センターⅠⅠⅠ(仮称)の完成イメージ図(出所:大和物流)

拠点・施設大和物流は25日、滋賀県湖南市の県内最大級の工業団地「湖南工業団地」内に、新たな物流拠点「滋賀物流センターⅠⅠⅠ」(仮称)を開設すると発表した。拠点となる施設は同日に着工し、2023年12月の稼働開始を目指す。同社の滋賀県での物流拠点開設は4か所目で、建材や住宅設備機器など増加する物流需要に対応する。

土地所有者は丸松商事(大阪市港区)で、新たに開発する物流センターを大和物流が賃借し運営する。開設後、関西圏に拠点を置くメーカーや流通業者向けに、効率的な保管や輸配送拠点として稼働し、建材や産業機械、電子機器といった幅広い貨物を取り扱う予定。

新センターは、鉄骨造り3階建てで延床面積は8794平方メートル。3キロ離れた場所に「滋賀物流センター」や「滋賀物流センターⅠⅠ」など同社運営の物流施設があるため、合わせて4棟で4万3500平方メートルの延床面積が確保できる。4棟間で車両や人員を連携したり、繁閑による在庫量増減に対応したりすることで安定運営ができる。


▲(左から)周辺中域図、広域図(クリックで拡大)

場所は名神高速道の竜王インターチェンジ(IC)から6キロ、栗東湖南ICから1キロ、新名神高速道の信楽ICから15キロに位置する。京都市まで50分、滋賀県大津市まで40分と京滋エリアの主な消費地へのアクセスに優れている。

工業団地内のため製造業向けの物流施設としても高い利便性が期待できる。名古屋市、大阪市までも90分で到着できるため、両都市圏への広域輸送にも向いている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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