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JA三井リース、北米の鉄道貨車OL企業を買収

2023年1月26日 (木)

M&AJA三井リースは26日、三井物産との合弁企業で北米で鉄道貨車オペレーティングリース(OL)事業を手掛けるMitsui Rail Capital(MRC、米国)を連結子会社化すると発表した。北米を中心とした海外事業の強化を目指し、金融サービスとの融合により環境負荷の低い鉄道貨車分野を拡充。北米でのロジスティクスの発展と効率化に貢献するとしている。

発表によると、MRCはイリノイ州シカゴにあり、設立は1996年で現在は貨車9000両を保有している。

北米の貨物鉄道輸送は現地経済を支える中長距離・大量輸送の基幹インフラを担っており、中短距離・小口を強みとするトラック輸送との補完・共存関係のなかで、その輸送量は拡大基調となっている。近年、輸送効率や環境保護への意識の高まりから鉄道輸送が注目され、MRCの北米における鉄道貨車リース事業は安定成長が見込まれている。

JA三井リースは2015年にMRCへの資本参画以来、三井物産と共同で同社運営に携わっている。北米の産業動向に合わせた貨車タイプの拡充などにより、エネルギーや食糧、製造、建設といった幅広い分野でバランスの良いポートフォリオを構築。きめ細やかな顧客サービスに磨きをかけて事業基盤を強化してきた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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