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コスモ石油系、タンクローリー走行に環境燃料

2023年1月27日 (金)

▲コスモCF-5を採用したタンクローリー(出所:コスモエネルギーホールディングス)

荷主コスモエネルギーホールディングスは26日、グループ傘下のコスモ石油マーケティングが、近畿エリアで石油製品輸送に従事する専属契約のタンクローリーなどの燃料について、1月中旬から再生可能資源由来の燃料に全面的に切り替えたと発表した。

この燃料はコスモ石油が精製・製造したコスモ石油に、レボインターナショナル(京都市伏見区)が廃食用油を製造・加工したバイオディーゼル燃料を混合したもの。従来の軽油と比べてCO2排出削減効果があり、揮発油等の品質の確保等に関する法律(品確法)における軽油の強制規格をクリアするなど、顧客向けに品質を確保したことから、新商品「コスモCF-5」として供給を開始している。

取り組みでは、堺市にあるコスモ石油の製油所から近畿エリアに輸送するタンクローリー50台と、同製油所構内の作業車両でコスモCF-5を継続的に使用する。これにより、年間159トンのCO2排出削減が見込まれるという。同燃料について、脱炭素化を経営課題とする運輸業界の顧客への販売も検討しており、CO2排出削減価値を付加した燃料販売スキームの構築を目指すとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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