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SAF製造・供給でISCC認証を取得、コスモ石油など

2024年12月16日 (月)

認証・表彰コスモ石油(東京都港区)と日揮ホールディングス(横浜市西区)、レボインターナショナル(京都市下京区)の3社は13日、廃食用油からSAF(サフ、持続可能な航空燃料)を製造するために3社で設立したSAFFAIRE SKY ENERGY(横浜市西区)が持続可能な製品の国際的な認証制度の一つ、ISCC CORSIA認証とISCC EU認証を取得したと発表した。SAFFAIRE SKY ENERGYは堺市西区のコスモ石油堺製油所内にSAF製造プラントの建設を進めている。

SAFの製造拠点が同認証を取得するのは国内で初めてとなる。また、コスモ石油とコスモ石油マーケティングも同認証を取得し、廃食用油の調達から、SAFとバイオナフサの製造・保管、航空会社などへの供給までを担う一連の企業が同認証を取得した。これによって国際認証を受けた国産SAF、バイオナフサの供給が可能になる。

3社の計画では、レボインターナショナルが家庭や工場などから廃食油を回収し、堺プラントでSAFなどを製造。コスモ石油とコスモ石油マーケティングが航空会社や石油化学メーカーなどに供給する。

堺プラントでのSAFなどの供給は来年初めから始まる予定で、年間3万キロリットルの供給を目指している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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