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コスモ石油GSでSAF用廃食油の市民回収実証

2024年6月28日 (金)

▲廃食用油回収ボックス設置イメージ(出所:コスモ石油)

環境・CSRコスモ石油は6月24日、廃食用油をSAF(持続可能な航空燃料)の原料とするための実証試験「東京油で空飛ぶ大作戦 Tokyo Fry to Fly Project」を開始した。このプロジェクトは東京都、日揮ホールディングス、レボインターナショナルとの協力で進められ、市民が生活圏内のサービスステーションで廃食用油を回収することで資源循環と脱炭素化を図る。

このプロジェクトは、東京都内の指定されたサービスステーションで行われる。市民は家庭で使用済みの食用油を持参し、専用の回収容器に投入する。回収された油はそのまま燃料として再利用されるのではなく、まずは精製されてSAFの原料として適した状態に加工される。

SAFの利用は、航空業界におけるCO2排出量削減の一環として注目されており、今回のプロジェクトは日本初の試みとなる。具体的な目標として、年間で数千リットルの廃食用油を回収し、その全量をSAFとして供給することを目指している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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