
(出所:CMA CGM)
国際仏海運大手のCMA CGMグループは1月30日、フランスの海運業界の脱炭素化を加速するため、2億ユーロ(280億円)相当のプロジェクトの募集を開始したと発表した。募集対象は、具体的なソリューションに取り組むフランスの海運企業で、新興企業も含む。
プロジェクトの募集は、同グループのロドルフ・サーデ会長兼CEO(最高経営責任者)が発表した。サーデ氏が2022年9月に創設した基金が資金を提供する。
応募企業は、CMA CGMが開設した専用プラットフォームからプロジェクトを提出する。その後、フランス海運業界の脱炭素化に向けた影響度、成熟度、実現可能性などを基準に選定される。公共部門と民間事業者の共同出資や、海運専門家の支援などのサポートも受けられる。採用されたプロジェクトに対し、CMA CGMはフランス政府海洋局などの公的機関と協力して推進する構えだ。
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