ギークと+Aが協業、AGVとソートロボが融合

サービス・商品物流ロボティクスサービスを展開するプラスオートメーション（東京都江東区、+A）は1月31日、無人搬送機（AGV）を販売するギークプラス（同渋谷区）の「相模原LaaSセンター」で、ギークプラスが提供する新型棚搬送型ロボット「PopPick」（ポップピック）と、+Aが提供する立体型ロボットソーター「t-Sort 3D」（tソート3D）を連携させた協業ソリューションを構築したと発表した。今後も連携を強化し、顧客の多用なニーズに対応できる物流ソリューションを構築していく方針という。

▲相模原LaaSセンターで稼働する「PopPick」と「t-Sort 3D」（出所：プラスオートメーション）

tソート3Dは、従来のAGVロボットソーター（t-Sortシリーズ）の特徴である省スペース性をさらに強化し、極めて少ないスペースで多数の間口数に仕分けることが出来る自動化装置だ。

今回、ギークプラスと構築した協業ソリューションでは、従来DAS（Digital Assort System＝デジタル・アソート・システム）が用いられていたポップピックからのピッキング後の仕分け工程に、tソート3Dを連携させた。これにより、スペースを大きく広げることなく、仕分け間口数を何倍にも増やすことができ、1つの棚・ケースからのピック数量を増大することが可能となる。結果として、必要な棚搬送ロボットの台数を削減し、全体の導入コストの削減に寄与するという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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