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佐川、脱炭素へモーダル「飛脚JR貨物コンテナ便」

2023年2月2日 (木)

(イメージ)

環境・CSR佐川急便と日本貨物鉄道(JR貨物)は1日から、カーボンニュートラル実現に向けて環境に配慮した輸送「飛脚JR貨物コンテナ便」のサービスを始めた。荷主のサプライチェーンにおけるCO2排出削減に対して、物流事業者として寄与する取り組みと位置付け、トラック輸送に比べて環境負荷の低い輸送モードの開発を推進する。モーダルシフトにより、トラックドライバーの残業時間の規制による「物流の2024年問題」の解決にもつながるとしている。

発表によると、JR貨物は得意とする中長距離帯での幹線輸送を担い、物流結節点である貨物駅構内の積み替え設備を有効活用する。貨物列車1編成で最大10トントラック65台分に相当する輸送量に対応できるため、物流効率化やドライバーの負担軽減を図ることが可能だ。

具体的には、佐川急便は荷主が指定した場所で、トラックを使って荷物を集荷して貨物駅まで輸送。コンテナに積み替えた後に鉄道輸送し、到着したターミナルで荷物をトラックに再び積み替える。最終的に、佐川急便が納品先である荷受人に配達する。

▲「飛脚JR貨物コンテナ便」の輸送スキーム(クリックで拡大、出所:佐川急便)

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LOGISTICS TODAY編集部
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