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JR西が「食べ頃」を産地直送、新幹線の高速輸送で

2023年2月2日 (木)

(イメージ)

ロジスティクス西日本旅客鉄道(JR西日本)は2日、新幹線の荷物輸送を活用した新たな食体験サービス「PeakEats」(ピークイーツ)の実証実験を行うと発表した。

発表によると、このサービスは同社が2022年3月に博報堂と組んで始めた新規事業の検討活動「JR WEST LABO」(JRウエスト・ラボ)の一環だ。ピークイーツとは、その産地でしか味わえなかったような希少な食体験やおいしいものを、新幹線という超高速で安定した輸送機関を活用して、都心などの離れた地域でも楽しめるようにする食体験サービスだ。賞味期限が短過ぎたり、食べ頃の管理が難しいなどの理由で、一般的にはなじみがない食品を、地域とともに掘り起こしていくという。

実証実験は2月上旬から2回に分けて行う。1回目は、ピークサンド(ストロベリー)と生キャラメル・ムーを輸送し販売する。3日に予約を開始し、受け取りは16日から25日まで。2回目の販売商品は天然生・西京焼き(春)と昆布〆生たこつぼで、27日に予約を開始し、受け取りは3月16日から25日まで。受け取り場所はJR大阪駅1階のエキマルシェ大阪館内中央フリースペース「エキマルひろば」。

JR西日本は、実証実験での顧客の利用状況を検証し、取扱商品の拡大や販売方法について検討していく方針だ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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