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BMW、SAP導入で独工場の生産物流標準化

2025年8月22日 (金)

ロジスティクスSAP(ドイツ)はこのほど、BMWグループ(同)のレーゲンスブルク工場でクラウド型ERP「SAP S/4HANA」への移行が完了したと発表した。部品プロセスチェーン向けに導入された新ソリューションにより、サプライヤーへの発注から倉庫保管、ライン供給までの部品管理を一元化。品質管理や保守業務にも適用範囲を広げ、生産拠点全体の効率化と可視化を実現した。

レーゲンスブルク工場では従業員の3分の1がSAPの各種アプリケーションを日常業務で活用している。特に「SAP Transportation Management」と「SAP Extended Warehouse Management」が物流最適化に大きく寄与。構内輸送距離の削減や連結台車の活用といった改善に加え、データ活用による業務最適化の可能性も具体化しているという。

BMWとSAPは30年以上にわたる協業実績を持ち、今回の展開は7年間にわたる共同イノベーションの成果と位置づけられる。英国のMINI工場での先行導入の知見も活用し、大規模工場での稼働を円滑に実現。共通の標準テンプレートを採用することで、他工場への展開や将来的なAI(人工知能)活用にも道を開いたとしている。

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