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AGV市場調査、レーザー誘導型がシェア1位と予測

2023年2月3日 (金)

調査・データ市場調査会社の渋谷データカウント(SDKI、東京都渋谷区)は1日、無人搬送車(AGV)に関する市場調査の結果を発表した。レーザー誘導ナビゲーション技術を搭載したAGVが、市場のシェア1位となると予測している。

(イメージ)

それによると、AGV市場は、2018年から23年にかけて年平均8.02%の成長率で成長していると推定されるという。市場規模は、2018年の18億6000万ドル(2400億円)から23年までに27億4000万ドル(3500億円)に成長した。

市場の成長は、物流業界全体のマテリアルハンドリング(マテハン)の自動化に対する需要の高まりや、EC(電子商取引)、職場の安全基準、サプライチェーンのプロセス改善による生産性向上などが要因となって推進されている。しかし、設置やメンテナンスなどの高いコストと初期価格の複雑さによって、成長を抑制する可能性もあるという。

そうしたなかで、レーザー誘導ナビゲーション技術を搭載したAGVが最大の市場規模を占めていることを指摘。レーザーガイダンスがAGVに正確なナビゲーションを提供するものとして、この機能を持つAGVが市場で最大のシェアを保持していくと予想している。

また、世界の中でアジア太平洋地域のAGV市場が最も成長すると予想した。日本や中国など、ECや製造業が急成長している同地域では、メーカーやサプライヤーによる倉庫や物流センターへのAGV関連の投資拡大が予想されるからだと説明している。

同社は22年12月3日から10日にかけ、535の市場で実地調査やインターネット調査を行い、結果をまとめた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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