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ドローンと自動車の医薬品配送、愛知・新城で実証

2023年2月7日 (火)

▲実証に使用するマルチコプター型ドローン(出所:トルビズオン)

ロジスティクスドローン関連企業のトルビズオン(福岡市中央区)は6日、トラック運送会社のグリーンサービス(名古屋市北区)、ユタカコーポレーション(愛知県豊橋市)と共同で、2月9日に自動車とドローンを組み合わせたハイブリッド配送の実証実験を行うと発表した。社会実装を見据えた実験となる。

発表によると、実証実験は、愛知県新城市の乗本地区から大野地区まで、医療品配送を自動車とドローンのハイブリッド配送で行う。「物流の強じん化とCO2排出量削減」をコンセプトとし、過疎地域の物流サポートの基盤の強化を見据えている。乗本地区では川を隔てて地域が分かれており、自動車では遠回りになってしまう。ドローンを組み合わせた物流配送網の可能性と、社会での受容性を検証する。

実験では、医師が患者にオンライン診療を行い、医師から処方された医薬品をグリーンサービスが自動車で乗本地区のドローン離着陸場まで搬送。医薬品をドローンの医薬品専用ボックスに格納し、宇連川上空を大野地区まで空輸し、患者の近くの駐車場まで届ける。 使用機体はマルチコプター型ドローン(DJI M300)。搬送重量は1.5キロ、搬送距離は2.5キロとなる。

▲ハイブリッド配送の実証ルート

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LOGISTICS TODAY編集部
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