商船三井、洋上風力発電人材育成で事業採択｜短報

ロジスティクス商船三井グループは6日、資源エネルギー庁の2022年度「洋上風力発電人材育成事業費補助金」について、2件の公募採択を受けたと発表した。一つは「運用・保守管理向け訓練設備事業」。風力発電メンテナンス専門企業の北拓（北海道旭川市）と共同で、洋上風力発電の実用的な運用と保守管理に特化した訓練設備を建設する。洋上風力発電分野の人材育成を行う。

▲MOLMEC本社にある自動船位保持のトレーニングセンター（出所：商船三井）

もう一つは「自動船位保持装置搭載作業船の操船訓練事業」。洋上風力発電事業に従事するDPS（自動船位保持装置）搭載作業船の乗組員に対する操船訓練事業で、グループのMOLマリン&エンジニアリング（MOLMEC、東京都港区）が自動船位保持シミュレーターを活用したトレーニングセンターの訓練コースを拡充。洋上風力発電設備の建設や運営で必要となる操船要員の育成と拡充を図る。

■この記事は、要点を絞ってお伝えする「短報」（＊災害、事故など速報ニュースも対象）です。「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに取材を実施したうえで、詳細記事や続報の掲載を積極的に検討します。

LOGISTICS TODAY編集部
メール：support@logi-today.com